政府による緊急事態宣言が解除された後も首都圏の1都3県とは県をまたぐ往来はできる限り控えるよう呼びかけられていますが、どうしても移動しなければならない時があり。。。
6月のある日、東京から「のぞみ」に乗って西へ向かいました。
閑散とした新幹線東京駅、「のぞみ」は日中1時間4本に減便
緊急事態宣言が解除されてから徐々に混雑し始めた東京駅。
しかし、新幹線の改札口は閑散としています。
普段はなかなか座れないホームの待合室もこんな状態。ガラス越しに見えるホームには列車を待っている客はほとんどいません。
「のぞみ」は政府による緊急事態宣言後大幅に本数を減らして運転していましたが、6月1日から一部の便で運転を再開し、日中は1時間に4本、朝夕は同6本前後まで回復しました。
しかし、コロナがなければ今年の3月から「のぞみ」だけで1時間最大12本運転するはずだったんですよ。
※「ひかり」「こだま」は減便せず通常通りに運行中。JR東海では利用状況により臨時列車を運行するとアナウンスしています。
寂しい車内
新横浜を出発した後の車内。
目測で乗客は10数人程度でしょうか。
「密接」を避けたくて、朝夕のピーク時間帯から外れた列車を選びかつ、ホームの階段から遠く離れた車両に乗っているというのもあるかもしれませんが、普段では考えられない乗車率です。
名古屋、京都・・と停車するたびに乗客は減っていき、私が下車する時にはとうとう5人程度しか乗っていませんでした。
実はワタクシ、緊急事態宣言が出る前の3月にも「のぞみ」を利用しました。その時はピーク時間帯の利用でしたが乗車率は目測で4割程度でした。その時ですら「かなり少ないなぁ」と思っていましたが。
ちなみにJR東海ではHPにて月次の新幹線利用状況を公表しています。
それによると「コロナ前」までは対前年比100%を超える水準が続いていましたが、3月は同41%に急降下。4月・5月にいたっては同10%と記録的な数値となりました。6月は9日までの暫定値で同22%とやや回復基調になっていますが厳しい状況に変わりありません。
窓の開かない車内。マスク着用を、会話は控えめに
新幹線は山手線のような通勤電車とは違って窓が開きません。まさに「密室」状態。今後、県をまたぐ移動自粛が解除されると乗車率が上がると予想され「密集」「密接」も加わることになるでしょう。
そこで新型コロナ感染症対策について車内放送や案内表示板で繰り返し案内されていました。
- 車内は換気装置により常に空気の入れ替えを行っていること
- 車掌さんが定期的に乗客が手に触れるところ(おそらくトイレのドアノブなどを指していると思いますが)を消毒していること
などなど
また、乗客に向けて以下の「お願い」も繰り返し案内されていました。
- マスクを着用すること
- 会話は控えめにすること
- 座席を回転して対面にしないこと
など
それでも車内販売はやっていた!
今回の乗車で一番驚いたのは、こんな状況下でも車内販売をやっていたこと!
てっきり休止していると思っていました。ほとんど売れないだろうに。。。
普段車内販売は利用しないのですが、思わず買っちゃいました。
「シンカンセンスゴイカタイアイス」こと、「スーパープレミアムアイスクリーム」を!!
(画像は帰り(上り)の新幹線のもの)
コロナ禍でも「安定の堅さ」でしたよ。
※山陽新幹線の車内販売は当面の間休止しています。
【限定品】 JR 700-0系 (ありがとう東海道新幹線700系) セット (16両セット) (鉄道模型)
700系 新幹線 「のぞみ」 8両基本セット (基本・8両セット) (鉄道模型)