103形が我が家にやってきました。
「103形」といっても日本の「103系電車」ではありません。
Fleischmann 旧西ドイツ国鉄103形電気機関車(BR103.1)です。
卵型とも評される丸みのあるスマートな車体、そして最高速度200㎞/h※の高速走行に特化した機関車です。
実車の製造初年は半世紀も前ですが、当時の機関車といえば無骨でお世辞にもカッコいいとは思えない車が多く、そんな中でダントツのカッコよさ。
私のようなオジサン世代が子供の頃は「ヨーロッパの鉄道」として必ず登場していた車で、引退した今でもヨーロッパを代表する機関車として真っ先に思い浮かびます。「タウルス」とか「ベクトロン」とかじゃないんですよ。
歴史に残る傑作機です。
※試験機は最高速度280km/h
正面から。
車体正面のロゴが現代の「赤いDBAG」ではなく昔の「黒いDB」なのがうれしいです。
さっそく、客車を繋げてみよう!ということでこの103形といっしょに買ったのが。。
Arnold「ラインゴルト」。103形同様、歴史に残る名列車です。
BR103.1 with ラインゴルト
「ラインゴルト」の歴史は第2次大戦前まで遡り、使われていた車両も時代によって変遷していますが、今回購入したのは1983年~運行を終了した1987年にかけて使用されたタイプのものです。
車体外観はTEEでおなじみのクリーム地と赤帯に、オレンジの細いラインが入っているのが特徴ですが、もう一つの特徴はこの車両。
「Club Rheingold」ことクラブ車(WGmh804)でしょう。
ラインゴルト客車の詳細については後日紹介しましょう。
やっぱり103形にはTEEが似合いますね~
BR103.1 with CNL
もうひとつ。「ラインゴルト」から少し時代が新しくなりますが CNL(City Night Line)も繋げてみました。
実際、牽引した実績もあるみたいですし。
これもなかなかイケそうですね。
ドイツの車両を増やしたくなってきました^^
DB electric locomotive 103 004, single arm pantograph, dark grey roof, period IV (鉄道模型)