ドイツ FALLER社のステーションホール(品番222127)。
欧州らしいドーム型の屋根を持つプラットホームセットです。
ホームが3面6線あり、その大きさゆえ今まで購入を躊躇していたのですが、つい先日買ってしまいました。
買ってみたのはよかったものの、海外メーカーのため当然TOMIXやKATOのレール規格に合っているわけはなく。。。
FALLERから公開されている寸法もこの図だけ。
果たしてフレキシブルレールを使うことなくレールを配することはできるのでしょうか?
ネットで購入された方のブログや販売店のサイトなどを拝見してもTOMIXやKATOのレール配線について言及した内容はほとんどなく、結局どのように配線すればよいのか分からないまま買ってしまいました。
そこで、手持ちのTOMIXレールを使ってステーションホールに配してみました。
FALLERの島式ホームにTOMIXのレールを配置できるのか?
まずは付属の島式ホーム。TOMIXレール規格で「島式」にできるのでしょうか?
ホームの幅を計測したところ、TOMIXの島式ホームよりも若干広い40mm。
不安を感じつつ、TOMIX島式ホームのレール間隔55.5mmにしてホームを置いてみると。。。
スポっとレールとレールとの間にはまりましたよ!(笑)
しかも車両を置いてみたところ、低床ホームのおかげで車両と干渉しないようです。試してみるものですね。
ちなみに、FALLERのプラットホームは製品によってホーム幅が異なりますのでよく確かめてから購入した方がよいです。
3面6線のレール配置は?
いよいよドーム内の配線の確認です。
左右両端のホームからホームまでの間隔は計測すると140㎜。(下画像のー線部)
ここにレール4本と島式ホーム1面を収めるのか。。(汗)
ランナー付けたままの撮影はご愛嬌w
仮に、下画像のように右端ホーム部は先に試したレール間隔55.5㎜を保持したまま右側からドーム内に37㎜間隔でレールを4本配置すると、左端にある灰色のレール(ファイントラック)と左側ホームとの間に中途半端な隙間が生じます。
ここから中央ホームを配置して3面6線の駅にするには、ドーム内の4本のレールの真ん中の間隔を55.5㎜に広げる必要があるのですが、そんなスペースはなく、ホームやドーム支柱を加工することなくレールを配置するにはどうすればよいのでしょうか?
考えてみた結果。。。
右から2番目と3番目のレール間隔を「車両基地レールセット」の間隔 27.75㎜としてみると、3面6線イイ感じに配置できましたよ!
改めてレール間隔をおさらいしますと、右から55.5㎜、27.75㎜、55.5㎜、37㎜、55.5㎜となります。
ご注意:あくまでもレール配置は「仮置き」のレベルですのでご参考程度としてください。実際にレールを組むときは、多少レールをなじませながら繋ぐのは避けられないかと。
ステーションホールに車両を並べてみた
ここまでくると、やっぱり車両を並べてみたくなるものです。
久しぶりに我が家の欧州型車両を引っ張り出してみました。
まだ殺風景なホームと支柱だけの未完成な駅なのに、欧州のターミナル駅っぽい雰囲気になりましたよ!
この画だけでメシ三杯食えそうです。
しかしここで問題が。
それは、我が家のお座敷レイアウトでこの駅を設置できるようなスペースがないこと(笑)
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