先日購入した KATO Class800/0 GWR。
ところが、発売後暫くして「1・2等車の座席配置が逆」との指摘がネット等で騒がれ、とうとうKATOから無償で回収・交換するとのアナウンスがありました。
購入した鉄道模型が回収となる事態は初めての経験でした。折角(?)なのでどのようなものなのか試してみることにしました。
KATOから回収キット取り寄せ
KATOから当該車両を送付するための「回収キット」が送られてくるとのことで、KATOのサイトから申し込むと数日後ネコポスで届きました。
中身は送付箱、梱包用シート等とともに宅急便の着払い伝票も。
着払い伝票の記入項目は印字済みでした。
KATOへ返送!
さっそく、作業にとりかかりましょう!
まずは送付箱を組み立てます。
箱内部をシートで養生して当該車両をシートにくるんで箱に入れます。念のため箱の中で動かないようにテープで固定しておきました。
ここで返送する車両を絶対に間違ってはいけないw
箱を閉じて、着払い伝票を貼り付ければ準備完了!
これをヤマトさんに渡して戻ってくるのを待つだけ。
1週間で戻ってきた!
翌週、KATOから宅急便が届きました。
思いのほか早くてびっくり! 箱を開けるまで、こちらから間違った車両を送ってしまい交換できずに返送してきたのかと思いましたよ(笑
箱を開けると詫び状とともに交換された車両が。
注)交換に係る期間は状況によって異なります。
交換結果をチェック!
交換した結果、どのように変わったのかチェックしてみましょう。
まずは1等側。
画像では分かり辛いですが、交換前は2+2列の集団見合型の座席配置になっていましたが、交換後は1+2列になっています。
続いて2等側。
こちらは1等側とは逆で、1+2列から2+2列になりました。
海外メーカーの鉄道模型では「走らない」「すぐ脱線する」といった「不具合でしょ?」と思うようなことはいっぱいありますし、それらほとんどはメーカー対応もなく泣き寝入りするしかありません。
そのような経験が多いせいか、座席配置間違いという海外メーカーなら文句言っても完全スルーされて当然であろう事案で無償交換してくれる国内メーカーは安心感、信頼性が全然違うなぁとつくづく思った出来事でした。